妊娠中のじんましん薬
- on 10.30.08
- 皮膚関連の病気
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妊娠中は薬に気をつけることは良くご存知かと思いますが、ここではその薬についてお話しします。まず、妊娠早期の抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤を含む)は注意が必要となります。これらの薬の中でも、比較的安全と言われているのはマレイン酸クロルフェニラミンです。
慢性じんましんは、体中の皮膚が虫刺さされのように腫れて1カ月以上かゆい症状が続きます。この慢性じんましんの80%が、一般的な検査をしても異常がないとされ、原因がわからないことが多いです。そのため、数か月~数年間、じんましんの出没を繰り返すことも多いため、治療が難しいとされます。
最近のことですが、原因不明のじんましんの中に、「自己免疫性じんましん」という症状が発見されました。これは、血液中に肥満細胞を刺激する自己抗体を持ち、じんましんを起こす特殊なタイプがあることが分かりました。また、頑固なじんましんの背景には、慢性疾患が隠れていることがありますので、皮膚科専門医で「じんましん以外の症状がないか」診てもらう必要があります。
生活環境が変わり、ストレスが引き金になってじんましんが発症することもあります。自律神経のリズムの乱れや、心理的要因が免疫力を低下させ、過敏反応を起こしやすくします。
【じんましんの治療】
じんましんの治療は抗アレルギー剤の内服が主体ですが、種類も様々です。内服薬でじんましんを抑制できるものが見つかればそのまま内服を続けたほうが良いですし、1カ月以上症状が現れなかった場合は薬を徐々に減量していきます。
じんましんは、生体の過敏反応の一つですので、数カ月~数年経過するとでほとんどの人は症状が治まります。妊娠中の人に、100%安全な内服薬は残念ながらありません。しかし妊娠の時期によっては内服が可能な場合もありますので、産婦人科医と皮膚科医によく相談して治療すると良いでしょう。






