扁桃腺周囲膿瘍の原因と治療
- on 05.25.09
- 耳鼻・口関連の病気
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扁桃腺炎が進行して、膿がたまると痛みや腫れがひどくなります。扁桃腺炎の場合では飲食はかろうじて出来ますが、扁桃腺周囲膿瘍になると、高熱に伴い激痛と喉が腫れるため、水も唾も飲み込めなくなります。
こうなると、点滴をするのと同時に喉奥から膿汁を注射器で排泄することが必要となります。膿は人にもよりますが、5~15cc程度が溜まります。また、注射器ではなく、メスで1~2cm程度を切開する場合があります。この場合も膿汁を排泄することとなります。外科処置後はて、点滴注射により抗生剤を投与しながら脱水の改善を図ります。
扁桃腺周囲膿瘍は初期段階の扁桃腺炎を我慢したことにより、進行するケースがほとんどです。このことから、喉が痛くなった場合は、耳鼻咽喉科に行き、適切な処置をしてもらうことが肝心です。早ければ早いほど効果的です。
扁桃腺周囲膿瘍になったにも関わらず放置していたりすると、頚部蜂窩織炎(けいぶほうかしきえん)や副咽頭間隙膿瘍(ふくいんとうかんげきのうよう)、敗血症(はいけっしょう)のような重篤な感染症に至り、死亡する危険性があります。
扁桃腺の摘出について
扁桃腺炎が1年に数回を繰り返したり、炎症を起こすたびに扁桃腺周囲膿瘍などを起こす場合は、扁桃腺の摘出を検討したほうが良いでしょう。また、扁桃腺が肥大して呼吸がくるしかったり、いびきなどをかく場合も検討したほうが良いでしょう。
年齢が低い場合は扁桃腺の摘出に慎重にするケースが多く、摘出しても片方だけにして年齢があがるのを待ち、もう片方を手術する例が多いです。扁桃腺の摘出すると免疫力が落ちると言われていますが、実際のところはそれほど影響はありません。






