扁桃腺周囲膿瘍の体験談

私は53歳の男性ですが、20歳代から約7年に一度の頻度で扁桃腺周囲膿瘍になっています。
ここでは今までの中でも鮮明に記憶の残る2回の経験談をお話したいと思います。

★1回目の発症

21歳頃の話ですが、まず、風邪を引いてしまい、38度の熱が出ました。
市販の風邪薬を飲み、3日ほど安静にしていると治ることが多かったので、
この時もそのようにして様子をみました。

ところが、3日目から喉がかなり痛くなり、どんどん腫れて来たのがわかりました。
それですぐ近くの診療所に行くと、扁桃腺が腫れていると言われ、喉をイソジンのような
消毒液で消毒をしてもらい、様子を見ることになりました。

自宅に戻り、様子を2日ほどみましたが、更に喉が痛くなったため、もう一度
診てもらいに行くと、私のところでは手に負えないので耳鼻咽喉科に行きなさいと
紹介してもらいました。

耳鼻咽喉科に行くと、その医師は一発で化膿しているねと見抜き、その場で喉の奥に
注射針を刺して、喉から膿を抽出したのです。
そして、20ccほどの膿を取り出し、消毒をしました。

その後、3日ほど通院してだんだん良くなり完治に向かったのです。

★5回目の発症
扁桃腺炎は7年ほどに1回は発症していたので、経験豊富になっていました。
しかし、53歳になった今、再び(4度目くらいになりますが)喉が腫れてしまったのです。

風邪を引いたところや、喉が痛く成り出したのも同じです。
違うのは、5月の連休前に喉が痛くなり出したことです。
扁桃腺炎の場合は耳鼻咽喉科でないと正確な治療はできません。
なので、夜間病院などでは応急処置が関の山ですので、行かないでおりました。

喉の痛みは4日ほど経過するとピークになり、水もツバも飲めないほどに腫れています。
(39度の高熱が出ていました)

痛恨の思いで連休を過ごし、休み明けの早朝に耳鼻咽喉科に行くと、
点滴をするのと同時に、入院して手術をしないといけないと言われました。

ところが、「自分は入院なんぞしたことが無く、以前もその場で膿を取り出してくれるはず」と
思い込んでいたため入院を拒否、点滴だけをしてその病院を後にしました。

次の病院なら手術をしてくれるだろうと期待をして、翌日には別の耳鼻咽喉科で診てもらいました。
すると、ここでは手に負えないので、もっと大きな病院に行きなさいとのことで紹介状をもらいました。

30年前にはその場で注射針から吸い取ってくれたのは、何だったのか?
疑問に思いましたが、やってくれないのでは話になりませんので、紹介された病院に行きました。

紹介されたところは特定病院のため、大勢の患者さんが待っており待ち時間が多そうです。
自分は激痛をこらえながら、90分ほど椅子に座り待つことにしました。
余りの激痛に、手が震えだしたのです・・・。
そうしながらも待っていると、ついに自分の番が来ました。

診察室に入ると、病状を見た医師は扁桃腺周囲膿瘍と診断し、これから膿を抜くのでと、
20ccの注射器を取り出して喉の奥に刺しました。

うぅ・・・確かに痛い!・・・。
この痛さは30年前に体験したものと同じだと思いました・・・。
でも扁桃腺の激痛と似たようなものだとも思いました。
実は扁桃腺の極限の痛さは注射針を打たれたのと同等の痛さがあるものなのです。
つまり、注射を打つのもうたないのも大した変わりがないほどだったのです・・・。

膿を抜き出すととても楽になり、あの激痛は無くなりました。
「ああ、これでやっと帰れる」と思いましたが、その医師は「入院してください」とのことで
すぐに入院となりました。

21歳の時は入院しなかったはずなのにどうしてか?と、未だに疑問が消えませんが、
結局、3日間の入院をして毎日点滴をして退院をしたのです。

さて、この2回を比較しても、処置は同じだったのです。
「注射器で膿を抜く」⇒「完治に向かう」

しかし、ここで医師から重要なことを教えてもらいました。
扁桃腺周囲膿瘍は、その膿が胸まで降りると命を落とすほどの恐ろしい病気だと言うことです。
つまり、出来るだけ早期に処置をすることが必要だと説明を受けました。

また、腎臓などにも悪影響を及ぼすので、慢性になることを考えると扁桃腺自体を摘出したほ
うが良いとのことでした。とは言っても、扁桃腺の摘出は腫れが完全に収まった状態でないと
出来ないので、健康体に戻った段階で摘出手術をしたほうが良いとのことです。
しかも、何度も扁桃腺炎を繰り返すと、扁桃腺とその周りが癒着をするために剥がしにくく
なるそうです・・・。

自分の場合はどうなのかは不明でしたが、健康体となった今、摘出をするか迷っているのも
事実です。

問題は今度はいつなるかですね・・・。(汗)

今度、喉が痛くなったら何をおいても耳鼻咽喉科に走ろうと思います!
皆さんも是非、お気を付け下さい。

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