食物による口臭の原因
飲食による口臭は、匂いのきついものを食べた時に顕著ですね。代表的なのはネギやにんにく、お肉や魚等、お酒によるものもあります。
ネギ・にんにくの口臭
ネギやにんいくには「アリシン」という揮発性物質が含まれており、口の中にカスが残った場合に臭うだけではなく、一旦消化された後に匂いの成分が血液を循環して肺から匂いを出すことがわかっています。ただし、この匂いは時間を経過することでなくなります。
一般的には口内にカスが残っている場合がほとんどですので、歯磨き後に牛乳やリンゴをかじると効果的です。特にりんごはにんにく臭にも良く効きます。にんにくは滋養強壮にも効果があるため食する機会も多いと思いますので、りんごを常備してはいかがでしょうか・・・?
納豆の口臭
納豆には低級分岐脂肪酸が含まれており、口臭を発生させます。この低級分岐脂肪酸は納豆菌(大豆)の発行過程でアミノ酸が化学変化を起こすことで発生することが約10年前に発見されました。そのため、最近では低級分岐脂肪酸の少ない納豆が出現し、人気を得ているようです。この低級分岐脂肪酸は、イソ吉草酸・イソ酪酸・2メチル酪酸などの物質で、チーズの腐ったような匂いが特徴です。
肉の口臭
肉にはタンパク質が豊富に含まれていますが、そのタンパク質内の硫黄分を分解する酵素を持たない場合、匂いが発生します。実は、ほとんどの方がタンパク質を分解するため特殊酵素「ラクトース」を持っていないようです。また、肉を食べる場合には当然、ネギやにんにくを含んだタレをつけるので、匂いがきつくなるのです。
キャベツやブロッコリーが原因の口臭
キャベツ、ブロッコリー、小松菜等のアブラナ科の野菜にはインドールが含まれており、匂いの原因となっています。このインドールは悪臭が強く、尿素の匂いが関係しているようです。
お酒の口臭
お酒を飲むと口臭が気になる方も多いと思いますが、これはアルコールが臭うのではなく、アルコールを分解する過程で発生するアセトアルデヒドが原因です。
飲食後に血液に吸収されたアセトアルデヒドは肺にまわって呼吸時に口臭となります。さらに、毛穴からも放出されるのでかなりの悪臭になります。また、アルコールは利尿作用があり、水分を排出するので、そのけっか口内が乾き、口臭の原因にも繋がります。
食物の直接的な原因ではありませんが、入れ歯や差し歯は材料の性質から手入れ方法をきちんとしない場合、歯垢が付着しやすくなり、こちらも口臭の原因となります。

