10月 01, 2008
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胃腸風邪
胃腸風邪にかかると、まず、下痢・嘔吐・発熱や腹痛が主な症状となりますが、ほとんどの例では最初に嘔吐することが多いようです。そして、やがて下痢が始まり発熱するという順序になります。
例えば、ウイルス性の胃腸炎の場合、便は極めて柔らかくなり水溶的のどろどろ状態になります。このような時はトイレでも辛い思いをします。その症状が続いた2~3日後には回復に向かいますが、脱水症状になることもありますので注意が必要です。
(トイレの後は石鹸で入念に手を洗いましょう。)
このようなことから、胃腸風邪の症状の初期には水分補給をすると良いでしょう。しかし、病状によっては脱水症状が激しい場合もありますので、このような時は点滴をすることになります。点滴は消化器官を介せずに直接体内に取り込まれ、体力回復には効果的です。
水分補給について、吐き気がある場合は飲食をしても最終的には吐いてしまうので、吐き気が治まるまで様子を見る必要があります。その後、おかゆなど、胃に負担のかからないものを食べましょう。柔らかい麺類も良いですね。
胃腸風邪の場合、逆に食べないほうが良いものとして乳製品や油物もがありますので極力控えましょう。そして、安静にすることが一番です。冬季の胃腸風邪への感染はロタウイルスやアデノウイルス感染が多くなるようです。
10月 01, 2008
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胃腸風邪
胃腸風邪のウイルスには、ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどがあります。
★ロタウイルス
冬季に流行して白色の水様下痢を生じることから「白色便性下痢」とも言われています。ロタウイルスによる下痢は激しい嘔吐を伴うこともあるため嘔吐下痢症、小児仮性コレラ、白痢などとも呼ばれています。
非常に感染力の強い細菌として知られるロタウイルスは、免疫力の無い6ヶ月~2歳くらいまでの小児なら間違いなく経験してしまいます。特に乳幼児がかかる急性下痢症の80%はロタウイルス言っても過言ではないでしょう。
ロタウイルスによって引き起きる症状の原因は経口感染がほとんどで、唾液や便などの排泄物から口に入り、1日~3日の潜伏期間を経過して下痢が始まります。まず38度以上の微熱と嘔吐が2~3日続きます。その後、やや遅れて、1日数回以上の下痢が1週間くらい続き、腹痛を伴うこともありますが、長くて1週間程度で治まります。しかし、通常の風邪の症状と似ているので見分けにくいのが難点です。
そして、糞口感染を起こすことも多いので嘔吐物や便などはきちんと処理を行い、手洗いを十分行うことが必要となります。注意しなければならないのは、下痢で失われた水分を補給しようとしても嘔吐があることから十分な水分補給ができず、脱水症が急速に進んでしまうことです。
体の水分が不足すると、口から水分を摂っても尿や汗が出なくなったり、尿量や回数が減ったりします。そして体内の水分の量が減ると血液の量もぐっと減るので、ぐったりとして体力が減退します。
★アデノウイルス
アデノウイルスによる感染症は季節性がなくその症状も軽い風邪程度から重症の扁桃腺炎・肺炎・結膜炎・嘔吐下痢症などバラエティに富んでいます。熱、鼻水、咳、のどの痛みなどを伴い、時にはインフルエンザのような症状(高熱、頭痛、悪寒、筋肉痛)になることもあります。
人に感染するアデノウイルスは現在49種類があり、最近では、それぞれの菌がどのような病気を起こすのかもある程度わかってきています。潜伏期は5~7日で、感染経路は便、飛沫、直接接触が主な原因となります。通常は免疫がつくと感染しにくくなりますが、アデノウイルスは免疫がつきにくいため何回もかかることがあります。
アデノウイルスに感染しているかを確かめるには、綿棒で拭い取った咽の浸出液や便を調べることによって、その場で感染を確認できます。しかし、現在はまだウイルスそのものに対する薬は無いため、細菌の混合感染を防ぐために抗生剤を使用したり、熱や脱水症状に関する対症療法を取ることとなります。
★ノロウイルス
ノロウイルスによる感染症は、「感染性胃腸炎」の一つで、多くは軽症に経過する疾患です。
ノロウイルスの集団感染が発生している病院や社会福祉施設では死者が出たことがありますが、ノロウイルスが原因かどうかの特定が難しいのが現状です。ノロウイルスに感染すると、嘔吐・下痢・腹痛が1日~2日続き、37度くらいの熱が出るようです。
ノロウイルスの感染原因は主に食品とあんり、カキなどの貝類がトップとなっています。また、野菜サラダ、サンドイッチ、和え物などの生ものや加熱が不十分な加工食品からも感染がみられます。
【感染経路について】
感染経路は主に口で、子供のオムツを変えたり嘔吐物を処理した時に手をよく洗わず、ドアのノブやタオル等を触ると、そこが感染源となります。また、ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられており、嘔吐症状が強いときには小腸の内容物と共にウイルスを嘔吐してしまいます。
その嘔吐物が少量でも人について屋外に出ることで、当然そこからの感染が広がることになります。つまり、物から人、人から人へと感染するので、保育所や学校、会社などで集団感染を引き起こすこととなります。
さらに、可能性についてお話ししますと、電車の中での吊革、公衆トイレなど、人の集まるところから帰宅した場合は良く手を洗うことが大切です。このノロウイルスは世界中に広く分布していると言われており、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなど多くの国で感染報告があります。
10月 01, 2008
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胃腸風邪
【食べ物に注意】
ノロウイルスは熱に弱いので、「なまもの」から感染します。例えばカキなどの貝の表面を洗うだけでなく、出来るだけ加熱する必要があります。調理前には良く手を洗い、調理後はまな板や包丁を熱湯で消毒することが必要です。
では、加熱した場合は感染しないのでしょうか?
実は加熱処理の正確な情報については、現在、ウイルスの培養手法が確立されていないため、正確な数値が無いのが現状です。ただ、同じようなウイルスから推定すると、食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行うことで感染性は無くなるとされています。
【便や嘔吐物の後始末時について】
ウイルスは人体の小腸の中で増えて便や吐いたものに多く含まれています。便や嘔吐物の処理には使い捨ての手袋を使い、マスクもしましょう。
さらに、塩素系の漂白剤で消毒することも忘れてはいけません。
【人への感染を防ぐ】
食前やトイレ後は石鹸をつけて手を良く洗って下さい。出来れば、常に爪を短く切っておき、指輪はを外して石鹸を十分に泡立てながらブラシを使用して手指を洗います。石鹸だけではウイルスをで殺せませんが洗い流すことは可能です。
また、ドアノブなどを常にきれいにしておくことも必要です。さらに、吐き気や下痢などの症状がある人は、家族の中で最後に風呂に入るとことと、手ぬぐいやバスタオルは別の物を使う必要があります。
【空気感染を防ぐ】
乾燥した空気中にはウイルスが漂うので、時々、空気を入れ替えましょう。